【声明文提出】
12/4、CYJはCOP21での日本政府の交渉に対し声明文「COP21で『2℃目標達成』を実現可能にする合意の採択を」を発表し、外務省に提出致しました。 以下、要旨。
私たちはCOP21に向けて、以下の6点を日本政府に求める。
【COP21において】
1.「2100年までに世界全体での温室効果ガス純排出量をゼロ」といった世界全体での緩和の長期目標を合意に含めるために努力せよ。
2. 緩和の「測定・報告・検証」プロセスがより長期的に継続し、実効性が高いものとなるよう努めよ。
3. COP21開催中、オブザーバーが意見を積極的に発信することができる環境を整えよ。
4. 積極的で透明性の高い資金・技術移転・能力開発による支援を約束することを通じて先進国と途上国の対立を緩和し、合意を導く役割を果たすことに努めよ。
【国内政策において】
1. 約束草案の2030年削減目標を達成するために、石炭火力発電増設に対して既存の規制を強め、再生可能エネルギー導入の拡大に努めよ。 2. 「2050年に温室効果ガス排出量を80%削減」という閣議決定に整合するよう、現在の約束草案の削減目標を引き上げよ。
本文はこちらをご覧ください。
CYJ声明文
【声明文提出】
12/4、CYJはCOP21での日本政府の交渉に対し声明文「COP21で『2℃目標達成』を実現可能にする合意の採択を」を発表し、外務省に提出致しました。 以下、要旨。
私たちはCOP21に向けて、以下の6点を日本政府に求める。
【COP21において】
1.「2100年までに世界全体での温室効果ガス純排出量をゼロ」といった世界全体での緩和の長期目標を合意に含めるために努力せよ。
2. 緩和の「測定・報告・検証」プロセスがより長期的に継続し、実効性が高いものとなるよう努めよ。
3. COP21開催中、オブザーバーが意見を積極的に発信することができる環境を整えよ。
4. 積極的で透明性の高い資金・技術移転・能力開発による支援を約束することを通じて先進国と途上国の対立を緩和し、合意を導く役割を果たすことに努めよ。
【国内政策において】
1. 約束草案の2030年削減目標を達成するために、石炭火力発電増設に対して既存の規制を強め、再生可能エネルギー導入の拡大に努めよ。 2. 「2050年に温室効果ガス排出量を80%削減」という閣議決定に整合するよう、現在の約束草案の削減目標を引き上げよ。
本文はこちらをご覧ください。
CYJ声明文
Month: December 2015
🌸From KYOTO to Parisオンラインキャンペーン🌸From KYOTO to Paris, Online Campaign!
‣概要
京都議定書が締結された当時、削減目標を課された国は先進国のみだった。
途上国も含め世界全体での排出量削減の重要性が叫ばれた矢先、大国の脱退、日本も震災に見舞われたことによる第二約束期間不参加など、紆余曲折を経てきた。
いま、気候変動問題解決の枠組みとして、世界各国による法的拘束力あるパリ合意が作られようとしている。
COP21期間限定で、私たちユースの声を集め気運を高めよう!
‣キャンペーンの参加方法の流れ
写真とメッセージを添えた投稿をFacebookにUPする (方法は、①メッセージの紙を持つ:1人用 or ②腕にマーカーで書く:2人用)
個人でアップする人→参加の仕方: 個人のFBポストに#FromKyotoToParis #COP21 個人は抵抗あり、CYJに送る人→参加の仕方: CYJの公式FBページ(既存)に名前・(所属)・年代・一言を写真と共に載せるand その人とCYJメンバーにシェアをお願いする
‣ 投稿してもらう内容 名前、年代、一言、写真(写真をアップした時の情報)
左:方法① メッセージ用 テンプレ/ 右:方法② 腕にマーカーで書く。

く

特設サイトはこちらから:https://fromkyototoparis.wordpress.com/
-What is this about?
Kyoto Protocol is an agreement for reducing greenhouse gases made in 1997 among only industrialized countries, but with huge demands of cooperation in the entire world, a legally-binding agreement is going to be achieved at COP21.
Now it is time for us to send messages each other and built momentum towards Climate Change! -How to join this campaign?
Upload photo and message on your Facebook post with Hashtag #FromKyotoToParis #COP21.
If you don’t want to post it on your wall, send us “cyjcop21@gmail.com” and we will do. -How to take a photo? A. Have the ready-made green paper saying “From Kyoto to Paris” B. Write “From Kyoto To Paris” on your arms or with friends’


“From Kyoto to Paris”site from here: https://fromkyototoparis.wordpress.com/
各省庁への提言書の提出各省庁への提言書の提出
11/4,11/6,11/10にCYJは経済産業省、外務省、環境省にCOP21に向けて我が国に必要な政策を示す提言書を提出致しました。
‹趣旨›
気候変動問題は、将来世代になるほど負担・被害が深刻化する問題です。そのため、今後の社会を担う若者の意見を施策に反映させていくことが世代間衡平性の観点から求められます。私たちは将来日本及び世界全体が持続可能な発展を実現するために、気候変動政策への青年の参画、エネルギー問題、教育の充実の3つを柱とした提案を3省に行いました。
各省から声明文に対して以下のようなコメントを頂きました。
・ 若者にも様々な意見がある中、単独の声明発出に留まらず、例えば他の若者等への働きかけや身近な実践等を行うことで、意見が広がり認識も深まるのではないか。(経済産業省)
・ 再生可能エネルギーに関しては、現在最大限の導入に向けた対策を行っている。(経済産業省)
・現在の日本の約束草案が低い目標であるとは認識していない。(外務省)
・現在電力部門における排出削減への道筋がない点に関しては、遺憾に思っている。(環境省)
・気候変動に関する健全な危機意識醸成に向けた教育事業の一環としては、IPCCリポートコミュニケーター事業を実施している。ご自身の知識の向上や主催するセミナー等への伝道師の手配などにお役立ていただきたい。(環境省)
・パブリックコメントや公聴会を積極的に利用してほしい。(3省庁)
声明文(PDF)
11/4,11/6,11/10にCYJは経済産業省、外務省、環境省にCOP21に向けて我が国に必要な政策を示す提言書を提出致しました。
‹趣旨›
気候変動問題は、将来世代になるほど負担・被害が深刻化する問題です。そのため、今後の社会を担う若者の意見を施策に反映させていくことが世代間衡平性の観点から求められます。私たちは将来日本及び世界全体が持続可能な発展を実現するために、気候変動政策への青年の参画、エネルギー問題、教育の充実の3つを柱とした提案を3省に行いました。
各省から声明文に対して以下のようなコメントを頂きました。
・ 若者にも様々な意見がある中、単独の声明発出に留まらず、例えば他の若者等への働きかけや身近な実践等を行うことで、意見が広がり認識も深まるのではないか。(経済産業省)
・ 再生可能エネルギーに関しては、現在最大限の導入に向けた対策を行っている。(経済産業省)
・現在の日本の約束草案が低い目標であるとは認識していない。(外務省)
・現在電力部門における排出削減への道筋がない点に関しては、遺憾に思っている。(環境省)
・気候変動に関する健全な危機意識醸成に向けた教育事業の一環としては、IPCCリポートコミュニケーター事業を実施している。ご自身の知識の向上や主催するセミナー等への伝道師の手配などにお役立ていただきたい。(環境省)
・パブリックコメントや公聴会を積極的に利用してほしい。(3省庁)
20151204CYJ声明文
Conference of Youth11 Tokyo2015 END!!
11月26日~28日に東京の国立青少年オリンピックセンターにて、Conference of Youth11 Tokyo2015が開催されました。(CYJ 広報)
Conference of Youth(COY)は、国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)に合わせて開催される、世界中のユースが気候変動をテーマに集う国際イベントであります。今年はCOP21の開催地であるフランス・パリで、COY11が11月26~28日の3日間に渡り開催されました。その中で、COP21は気候変動交渉の中で特別重要な年であり、COY事務局の呼びかけで世界9都市で開催となりました。
(COY11 Tokyo WEBサイトより)
パリ(フランス)、モントリオール(カナダ)、フロリアノーポリス (ブラジル)、アンタナナリボ (マダガスカル)、ラバト(モロッコ)、アボメ・カラディ (ベナン)、ヌメア (ニューカレドニア)、アフマダーバード (インド)、東京(日本)がCOY11の開催都市となりました。世界15か国から約70名のユースが集ったCOY11 Tokyoでは、「東アジアからの提案」を売りとしたプログラムに関心が高まっているようでした。
初日から最終日にかけグループワークによるマニフェスト作成が行われました。
ワーク中は原則使用する言語は英語であったが、白熱した議論が展開されました。
photo by Shuhei Komori
プログラムの中ではワーク間にポスター発表セッションを設けるなど、知識の共有も双方向による対話が重視されました。
photo by Shuhei Komori
実行委員会打ち合わせ中のワンショット、2ヵ月間本当にお疲れ様でした。
photo by Shuhei Komori
集合写真、達成感が伝わる1枚です。
photo by Mizuki OKumura
COY11 Tokyoの参加者で、アースパレードにも参加しました!
photo by CYJ media Team
COY11 Tokyoを終えて・・・
「COYを無事に開催出来てほっとしている。」(実行委員会共同代表 西田)
「もっとやりたいことは夢のようにあったわけですが、今回東アジア独自の提案書が書けたことはよかった。」(CommunicationWG統括 井関)
COY11 Tokyoを終えた瞬間の写真。(中央:西田、右隣:井関)
photo by Mizuki OKumura
~~CYJ広報より・今後の展望~~
今年は東アジアで初のCOY開催を無事成功できたことが、何よりも大きな一歩だったのではないか?と考えています。
今までAYCNが組織され以降、中々大人数が集う気候変動のイベントを東アジアで企画することは難しかったが、その課題をクリアできたことは、
今後のアジア間のネットワーク強化の中で大きい仕事であったと言えます。
同時にこの機会を継続するために、東アジアの都市が順番にCOYを開催することが求められます。
気候変動枠組条約をめぐる、今後のアジアユースの動きに注目です。