11月26日~28日に東京の国立青少年オリンピックセンターにて、Conference of Youth11 Tokyo2015が開催されました。(CYJ 広報)
Conference of Youth(COY)は、国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)に合わせて開催される、世界中のユースが気候変動をテーマに集う国際イベントであります。今年はCOP21の開催地であるフランス・パリで、COY11が11月26~28日の3日間に渡り開催されました。その中で、COP21は気候変動交渉の中で特別重要な年であり、COY事務局の呼びかけで世界9都市で開催となりました。
(COY11 Tokyo WEBサイトより)
パリ(フランス)、モントリオール(カナダ)、フロリアノーポリス (ブラジル)、アンタナナリボ (マダガスカル)、ラバト(モロッコ)、アボメ・カラディ (ベナン)、ヌメア (ニューカレドニア)、アフマダーバード (インド)、東京(日本)がCOY11の開催都市となりました。世界15か国から約70名のユースが集ったCOY11 Tokyoでは、「東アジアからの提案」を売りとしたプログラムに関心が高まっているようでした。
初日から最終日にかけグループワークによるマニフェスト作成が行われました。
ワーク中は原則使用する言語は英語であったが、白熱した議論が展開されました。
photo by Shuhei Komori
プログラムの中ではワーク間にポスター発表セッションを設けるなど、知識の共有も双方向による対話が重視されました。
photo by Shuhei Komori
実行委員会打ち合わせ中のワンショット、2ヵ月間本当にお疲れ様でした。
photo by Shuhei Komori
集合写真、達成感が伝わる1枚です。
photo by Mizuki OKumura
COY11 Tokyoの参加者で、アースパレードにも参加しました!
photo by CYJ media Team
COY11 Tokyoを終えて・・・
「COYを無事に開催出来てほっとしている。」(実行委員会共同代表 西田)
「もっとやりたいことは夢のようにあったわけですが、今回東アジア独自の提案書が書けたことはよかった。」(CommunicationWG統括 井関)
COY11 Tokyoを終えた瞬間の写真。(中央:西田、右隣:井関)
photo by Mizuki OKumura
~~CYJ広報より・今後の展望~~
今年は東アジアで初のCOY開催を無事成功できたことが、何よりも大きな一歩だったのではないか?と考えています。
今までAYCNが組織され以降、中々大人数が集う気候変動のイベントを東アジアで企画することは難しかったが、その課題をクリアできたことは、
今後のアジア間のネットワーク強化の中で大きい仕事であったと言えます。
同時にこの機会を継続するために、東アジアの都市が順番にCOYを開催することが求められます。
気候変動枠組条約をめぐる、今後のアジアユースの動きに注目です。