第11回WS 「国際会議参加者に聞いてみよう 私、就職できますか」報告

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みなさん、こんにちは。
CYJの佐藤慎一です。

1月12日(土)に東京大学で第11回ワークショップ「国際会議参加者に聞いてみよう ~私、就職できますか?~」を行いました。以下、報告にお付き合い頂ければと思います。

【気候変動と就職のつながり】
本WSはテーマの1つに「就職」を取り上げました。私共のコアコンピタンスはもちろん「気候変動」になりますが、両者にはどんなつながりがあるのでしょうか。
私共のMissionの1つに、「日本の若者の気候変動問題およびそれに関連する政策に対する関心を高める。」というものがあります。「気候変動」という社会全体に関わりますが、必ずしもすべての人が意識していない問題と、「就職」という誰もが意識する問題。双方を体験した社会人にこのつながりを振り返って頂くことで、普段「気候変動」を意識しない就活生により「気候変動」を身近に感じてもらいたい、または普段活動に身を投じている学生が抱える「就職」への不安を緩和したいという願いを込め、本WSを開催しました。

【言葉の限界】
本WSの登壇者は、CYJやCCWG出身の若手社会人にお願いしました。どの方も尊敬できる素晴らしい方々ですが、決して就職のプロではありません。しかしながら、どの登壇者も等身大の自分を謙虚に一生懸命に回顧して下さりました。粗いかもしれませんが学生がより実感できる登壇者の生の体験を届けられたのではないかと感じています。
特に、ある商社勤務の登壇者の発言が印象的でした。彼は、「言葉を自分のものにする」重要性を冒頭に訴えていました。紹介する体験を指し示す言葉を照らし合わせる体験を聴講者は持っていないからです。他の登壇者も類似の発言をしていました。この発言は伝えることの限界を示すものでもありますが、同時に「聴く」力の重要性を訴えるものでもあります。実際、その後のフリータイムでは登壇者と参加者のコミュニケーションが活発に行われ、とても良い交流の場、自分を見つめ直す場になったのではないかと、運営者として大変嬉しく感じております。

【局所最適化と全体最適化】
最後に、私が感じる「気候変動」と「就職」のつながりについて御紹介させて下さい。
私が最も好きな言葉に「Sustainability(持続可能性)」というものがあります。この言葉は環境保全と経済発展や開発の対立の文脈でよく使用されます。
社会全体の「Sustainability」を高めるという問題解決のときに重要になることの1つが、執行者自身の持続可能性です。社会貢献に偏重すれば、自身の生活が満たされないかもしれませんし、その反対では問題解決に十分な貢献をすることができません。そのため、自分自身や家族などの所属する小さなコミュニティに資する「局所最適化」と社会全体に資する「全体最適化」を両立ないしは共役することが執行者には重要になります。
つまり「気候変動」問題を通じて「全体最適化」に取り組むためには、「局所最適化」を満たすような「就活」をする必要があるのだと感じています。本WSによってこの必要性を満たし、「気候変動」問題に持続的に取り組んでいける執行者が増えれば幸いです。

 

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