南三陸ボランティア報告

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みなさん、こんにちは。
CYJメンバーの佐藤慎一です。

今日は、7月に南三陸で行ったボランティアについて書きたいと思います。

 私は7月10日から15日まで、震災当初から現地で活動されている社会貢献共同体ユナイテッド・アース(united-earth.jp)(以下、UE)に参加し、活動をさせて頂きました。

*以下の文章は、事実を正しく反映していない部分があるかもしれません。
より正確な情報を御望みの際は、直接現地に足を運んでみて下さい。


がれきはまだ残っています!
がれきってもう残ってないんでしょ?という声をたまに耳にしますが、南三陸には未だにいわゆる「がれき」が多く残っています。開けたところから見渡すと、がれきを処理するために何台ものショベルカーが動いているのが分かります。雨の日も晴れの日もそんな景色を見る度に「やっぱりここは被災地なんだ」と改めて思うことが度々ありました。
でも、このがれきを全て処理すれば、道路を整備すれば、新しい住居を建てれば、万事解決かと言えば、そういうわけではないと思います。それはあくまで「外側」の話です。もっと大切なことは「内側」、産業育成や雇用創出、コミュニティの形成や人と人との関わり合いだと思います。


人手は足りない?!余っている?!
南三陸の人口は、震災後大きく減りました。鮮魚加工のお手伝いをした際も、「人が足りない」という声耳にしました。この仕事の人手不足は、人口減少だけでなく賃金格差によっても生じている可能性もあります。「がれき処理」は他の労働と比べて賃金が高いため、他の仕事に人手が回らないのかもしれません。
このように絶対的な人手や人手が偏っているという問題が懸念される一方で、仮設住宅には職に従事していない人々もいるようです。実際は人手は十分足りるのかもしれません。
また、一次産業や福祉産業における人材不足という問題は、今の南三陸に限らず、震災前から日本全体が抱える構造的な問題であることも否定できないと思います。この問題を突き詰めると、この構造的な問題にぶつかりますが、逆に南三陸の事例をGood practiceとして日本全体に発信することもできるのではと思います。


人生一期一会!
UEの活動は、運営スタッフと長期ボランティア、そして流動的な短期ボランティアによって成り立っています。毎日長期ボランティアが短期ボランティアの人数や意向を踏まえつつ翌日のシフトを割り振ります。終礼では、各グループからの報告と共に翌日のシフトが発表され、必要があればガイダンスが行われます。
ONの部分がしっかりしているのはもちろんのこと、楽しいOFFの時間があることもUEの大きな魅力です。毎日のように入れ替わる短期ボランティアは全国から集まり年齢もばらばら、時には外国から足を運ぶ方もいます。そんな多様な方々と毎日寝食を共にし、時にはお酒を交わしながら談笑する時間はとても素敵なひと時です。また、長期ボランティアや運営スタッフ、時には被災者から直接震災の話を聞く際にはとても考えさせられます。
この「一期一会」は誰にとっても多かれ少なかれ、この先の長い人生にとって大きな財産になると思います。みなさんも是非、足を運んでみて下さい。